事業報告/決算
事業報告(令和5年度)
1.会員の状況
(1)第一種退職一時金制度会員
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令和5年度末現在
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会員数 11,911名 991事業所
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令和5年度
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入会者数 784名
退会者数 1,089名(1年未満退会者 84名)
(令和4年度末会員数 12,216名 988事業所)
(2)第二種退職一時金制度会員
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令和5年度末現在
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会員数 1,506名(中断者5名を含む)40事業所
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令和5年度
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入会者数 174名
退会者数 144名(1年未満退会者 19名)
(令和4年度末会員数 1,476名 40事業所)
2.拠出金・事務費負担金の収納
拠出金・事務費負担金については、順調に収納されている。令和5年度分未収金56ヵ所分29,716,850円については、令和6年4月にすべて納入された。
3.会務の運営
(1)正副理事長会議
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第1回
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令和5年5月18日(木)、秋田県社会福祉会館4階 協会事務所
協議事項
@理事会及び評議員会の提出議案について
A今後の役員会等の進め方について
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第2回
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令和5年9月5日(木)、秋田県社会福祉会館4階 協会事務所
協議事項
@理事及び評議員の選任に係る役員会等について
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第3回
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令和6年1月22日(月)、秋田県社会福祉会館4階 協会事務所
協議事項
@運営委員会からの提案について(制度検討小委員会報告)
A資産運用規程及び運用指針について(資産運用評価小委員会)
B新たな資産運用について
C職員給与規程の一部改正について
D災害見舞金の特例措置について(自家用車)
E人事について
F今後の役員会等の開催について
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第4回
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令和6年3月5日(火)、秋田県社会福祉会館4階 協会事務所
協議事項
@理事会及び評議員会の提出議案について
A今後の役員会等について(5月から6月)
(2)理事会
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第1回
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令和5年5月25日(木)、秋田県社会福祉会館9階 第4会議室
議案
議案第1号 令和4年度事業報告について
議案第2号 令和4年度収入支出決算について
議案第3号 役員等賠償責任保険契約の締結について
議案第4号 令和5年度第1回評議員会の召集について
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第2回
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令和5年6月19日(月)、秋田県社会福祉会館9階 第3会議室
議案
議案第1号 理事長及び副理事長の選任について
議案第2号 運営委員会委員の選任について
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第3回
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令和5年10月3日(火)、代表理事の提案による理事会の議決の省略
議案
議案第1号 評議員会への提案について
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第4回
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令和6年3月12日(火)、秋田県社会福祉会館9階 特別会議室
議案
議案第1号 事務局職員給与規程の一部改正について
議案第2号 新たな資産の運用計画(案)について
議案第3号 大雨災害による「自動車浸水災害見舞金」の給付特例について
議案第4号 令和5年度収入支出補正予算(案)について
議案第5号 令和6年度事業計画(案)について
議案第6号 令和6年度収入支出予算(案)について
議案第7号 「制度検討小委員会」付託事項に関する運営委員会からの提案について
議案第8号 令和5年度第3回評議員会の召集について
(3)評議員会
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第1回
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令和5年6月15日(木)、秋田県社会福祉会館9階 第3会議室
議案
議案第1号 令和4年度会事業報告について
議案第2号 令和4年度収入支出決算について
議案第3号 理事及び監事の選任について
議案第4号 評議員の補充選任について
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第2回
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令和5年10月19日(木)、代表理事の提案による評議員会の議決の省略
議案
議案第1号 理事1名の選任について
議案第2号 評議員1名の選任について
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第3回
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令和6年3月28日(木)、秋田県社会福祉会館10階 大会議室
議案
議案第1号 令和5年度収入支出補正予算(案)について
議案第2号 令和6年度事業計画(案)について
議案第3号 令和6年度収入支出予算(案)について
(4)監事会
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第1回
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令和5年5月15日(月)、秋田県社会福祉会館4階 協会事務所
内容
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令和4年度福利協会会計監査〔事業報告および決算等〕
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第2回
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令和5年12月1日(金)、秋田県社会福祉会館4階 協会事務所
内容
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令和5年度福利協会会計中間監査〔4〜9月までの事業報告等〕
4.委員会等の開催
(1)運営委員会
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第1回
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令和5年9月5日(火)、秋田県社会福祉会館9階 第2会議室
協議事項
@委員長及び副委員長の選任について
A制度検討小委員会からの報告について
B資産運用評価小委員会委員について
C今後のスケジュールについて
(2)資産運用評価小委員会
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第1回
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令和5年10月23日(月)、秋田県社会福祉会館9階 第1会議室
講話 「当協会の資産運用と課題」
協議事項
@資産運用評価小委員会座長の選任について
A付託事項について
B今後の進め方について
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第2回
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令和6年2月26日(月)、秋田県社会福祉会館9階 第1会議室
協議事項
@資産運用規程について
A資産運用に関する基本方針について
B報告書(案)について
Cその他
(3)制度検討小委員会
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第1回
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令和5年4月18日(火)、秋田県社会福祉会館9階 第1会議室
協議事項
@制度検討小委員会座長の選任について
A慶弔給付における支給基準について
B退職金一時金制度における中断制度について
Cその他
(4)福利厚生センター「福利厚生企画・情報会議」
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日時
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令和5年9月5日(火)
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場所
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秋田県社会福祉会館9階 第2会議室
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内容
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5.事務説明会、税理士・弁護士・社労士からの指導等について
事務説明会は新型コロナの余韻もありできなかったが、事業所からの問い合わせに対し、退職共済制度等の事務手順の他、各種申請方法、会計処理方法などを随時説明した。
この他、辻・本郷税理士法人、柴田弁護士、橋社会保険労務士と連携し、会計・法律・労務等の相談等への個別対応等指導をいただいた。
6.全国及びブロック等関連会議の開催及び参加
(1)福利厚生センター全国会議 7月19日(水) オンライン
(2)全国民間社会福祉従事者共済連絡協議会北海道・東北・関東ブロック会議
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日時
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令和5年7月21日(金)
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場所
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札幌市、北海道立道民活動センター(かでる2・7)
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参加者
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職員2名
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内容
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全国民間社会福祉従事者共済連絡協議会事務局報告
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全国民間社会福祉従事者共済連絡協議会へもとめる機能
(3)全国民間社会福祉従事者共済連絡協議会全国会議
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日時
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令和5年11月16日(木)〜17日(金)
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場所
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鹿児島市、鹿児島サンロイヤルホテル
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参加者
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職員2名
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内容
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事務局報告「退職共済制度運営上の課題と連絡協議会の役割について」
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基調講演T「福祉・介護分野の現状と人材確保対策の方向性について
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基調講演U「金融商品取引法の概要」
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主講演「介護・福祉の未来を拓く新たなアプローチ〜介護・福祉業界におけるICT活用と対話AIの現在地と可能性」
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パネルディスカッションT「介護・福祉の未来を拓く新たなアプローチ〜FINANCIALWELL-BEING向上と人材の確保・定着〜」
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パネルディスカッションU「運用効率から見た資産運用」
7.対象者の加入促進
(1)福利厚生センター巡回訪問
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10月27日(金)福利厚生センター職員2名と事務局2名が同行し、県内福利厚生センター未加入事業所3法人に巡回訪問をした。
(2)第一種退職一時金制度
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事業所の加入促進を図り、新規加入者は784名、加入率は現在約80.5%となっている。
区分
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新規加入
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加入法人数
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加入対象施設・事業所
(令和5年10月1日現在)
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施設事業所
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社会福祉法人 翼友会
めだかplus(障害)
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社会福祉法人 178法人
社会福祉団体 8団体
県内社会福祉法人 221法人
(R5社会福祉施設・法人便覧)
会員 178法人
非会員 43法人
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◇会員事業所 991
・高齢福祉 566
・児童福祉 204
・障害福祉 181
・社協 26
・生活・婦人保護 2
・その他 12
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社協団体
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(3)第二種退職一時金制度
8.福利厚生事業の実施
(1)優待割引斡旋事業「ほほえみカード」の実施
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男鹿水族館GAOや清文社等の優待事業チラシを各会員事業所に送付した。
(2)会員交流事業「郡市社会事業職員交流会」の実施
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地区名
|
実施委託先
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内容
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1
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鹿角市・小坂町
|
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中止
|
2
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大館市
|
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中止
|
3
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北秋田市・上小阿仁村
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県北報公会
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11月22日 グルメを楽しむ親睦交流会 参加者12名
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4
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能代市・山本郡
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中止
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5
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秋田市
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秋田市社協
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9月14日 ソフトボール大会 参加者68名
9月25日 ビニールバレーボール大会
フリーの部 参加者108名
9月25日 ビニールバレーボール大会
マスターズの部 参加者31名
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6
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男鹿市・潟上市・南秋田郡
|
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中止
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7
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由利本荘市・にかほ市
|
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中止
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8
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大仙市・仙北市・美郷町
|
大仙市社協
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2月9日 美味しく学ぶ テーブルマナー講座 参加者35名
|
9
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横手市
|
|
中止
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10
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湯沢市・羽後町・東成瀬村
|
|
中止
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9.広報の発行及びホームページの開設
(1)広報の発行
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「ハーモニー第51号」を12月2日に発行した。
-
印刷部数 13,200部、個人12,702名、33団体等に配布。
(2)ホームページの開設
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観劇助成等の福利厚生事業のお知らせや会員コラム、事業計画・予算等の情報を随時更新した。
-
訪問回数 19,477回(昨年度、46,076回)
一意な訪問者数 12,920人(昨年度、16,889人)
※一意な訪問者数:同じ人が集計期間中に何回訪問しても「一人」とカウントされ、訪問回数から重複している人数を除いた数
10.各種給付金の給付
本会定款に定める各種給付を実施した。
区分
|
件数
|
総額
(単位:円)
|
備考
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第一種退職一時金
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1,089
|
1,982,417,759
|
平均加入年数 10年2ヵ月
平均給付資金 1,820,401円
平均年齢 45.56歳
|
第二種退職一時金
|
130
|
50,604,728
|
退会者数は144名であるが、件数はR5年2月〜R6年1月の退会者分が本年度の支給対象となるため130件となっている。
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死亡弔慰金
|
86
|
1,600,000
|
会員 @50,000×13件
配偶者 @30,000×11件
被扶養者 @10,000×62件
|
災害見舞金
|
57
|
3,102,000
|
全壊 @80,000×18件
半壊 @50,000×27件
1/3壊 @26,000×12件
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傷病見舞金
|
220
|
2,200,000
|
@10,000×220件
|
結婚祝金
|
135
|
2,700,000
|
@20,000×135件
|
出産祝金
|
294
|
5,880,000
|
@20,000×294件
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11.福利厚生センター(ソウェルクラブ)事業の実施
(1)福利厚生センターの加入状況について
業務を受託して29年が経過し、全国で加入者は27万人を超え、年々加入者が増加している。
本県では第一種契約対象職員(年会費10,000円)が4,223名、非常勤職員向けの第二種契約対象職員(年会費5,000円)に129名が加入している。
加入者数は第一種制度と第二種制度を合わせて前年より121名減少した。
(資料)福利厚生センター加入状況(令和5年10月1日現在)
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業種別
|
事業所数
|
人数
|
1
|
社協(県社協も含む)
|
11
|
341
|
2
|
老人ホーム(養護・特養)
|
30
|
1,182
|
3
|
デイサービス
|
10
|
74
|
4
|
ケアハウス
|
6
|
32
|
5
|
在宅介護支援センター
|
2
|
5
|
6
|
居宅介護支援事業所
|
5
|
25
|
7
|
訪問介護事業所
|
3
|
26
|
8
|
グループホーム
|
2
|
10
|
9
|
ショートステイ
|
1
|
14
|
10
|
その他老人福祉事業
|
3
|
8
|
11
|
老人保健施設
|
4
|
222
|
12
|
保育所
|
56
|
1,078
|
13
|
母子生活支援施設
|
4
|
38
|
14
|
知的障害児者施設
|
39
|
981
|
15
|
身障施設
|
3
|
134
|
16
|
生活保護
|
3
|
59
|
17
|
児童養護施設
|
1
|
35
|
18
|
収益事業
|
1
|
9
|
19
|
団体
|
3
|
11
|
20
|
その他
|
17
|
68
|
合計
|
204
|
4,352
|
※1)その他は「難聴幼児通園施設」「児童クラブ」など。
2)福利協会会員数11,947名(令和5年10月1日現在)に対して4,352名加入しており、加入率は約36%である。
(2)福利厚生センター助成事業
@男鹿水族館GAO入館料金の補助
-
4月〜3月
-
利用補助券(発行日から2か月間有効)を発行
-
発券枚数
-
606枚(令和4年度 1,132枚)
-
利用者数
-
162名〔内訳〕大人125名、小・中学生37名
(令和4年度利用者 407名(大人320名・小中学生87名))
-
補助額
-
62,700円(令和4年度 159,500円)
A各種助成・グルメを楽しむつどい・各種講習会・団体研修旅行等の実施
ア)観劇等助成
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劇団四季「クレイジー・フォー・ユー」秋田公演の観劇に助成
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11月13日(月) S席50席
イ)映画鑑賞券の斡旋販売
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新型コロナウィルスの影響により、観劇等助成事業を複数回実施することが難しかったため、福利厚生センター助成金を活用し、映画観賞券を格安で販売
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1回目 2枚1組 1,392セット(応募者全員に販売)
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2回目 2枚1組 1,233セット(応募者全員に販売)
ウ)プロスポーツ観戦助成
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秋田ノーザンハピネッツの観戦助成および斡旋販売
全8試合 パノラマシート 合計213枚
@10月22日
A10月28日
B11月8日
C12月20日
D1月20日
E1月31日
F2月11日
G3月20日
エ)グルメを楽しむつどい
オ)ジェフグルメカードの斡旋販売
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新型コロナウィルスの影響により「グルメを楽しむつどい」を実施することが難しかったため、福利厚生センター助成金を活用し、ジェフグルメカードを格安で販売
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1,000名の募集に対し、2,446名の応募があったことから、応募者全員に対し販売した。
カ)接遇講習会
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新人職員向け 6月1日(木) オンライン 受講者34名
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管理職・中堅職員向け 11月9日(木) オンライン 受講者38名
キ)メンタルヘルス講習会
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セルフケア 6月21日(木) オンライン 受講者27名
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ラインケア 11月22日(水) オンライン 受講者19名
ク)団体研修旅行