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事業報告/決算

事業報告(令和6年度)

1.会員の状況

(1)第一種退職一時金制度会員

令和6年度末現在
会員数 11,711名 991事業所
令和6年度
  • 入会者数 798名
  • 退会者数 997名(1年未満退会者 104名)

(令和5年度末会員数 11,910名 991事業所)

(2)第二種退職一時金制度会員

令和6年度末現在
会員数 1,497名(中断者3名を含む)39事業所
令和6年度
  • 入会者数 147名
  • 退会者数 156名(1年未満退会者 14名)

(令和5年度末会員数 1,506名 40事業所)

2.拠出金・事務費負担金の収納

  • 拠出金・事務費負担金については、順調に収納されている。
  • 令和6年度分未収金53ヵ所分28,217,720円については、令和7年4月にすべて納入された。

3.会務の運営

(1)正副理事長会議

第1回
令和6年5月23日(木)、秋田県社会福祉会館4階 協会事務所
協議事項
  1. 理事会及び評議員会の提出議案について
  2. 休業等により無給となった場合への対応について
  3. 今後の役員会等の進め方について
第2回
令和7年1月22日(水)、秋田県社会福祉会館4階 協会事務所
協議事項
  1. 資産運用に係る契約の締結について
  2. 職員給与規程の一部改正について
  3. 改正育児介護休業法への対応について
  4. 新公益法人会計基準への対応について
  5. 今後(3月)の役員会等の開催について
第3回
令和7年3月11日(火)、秋田県社会福祉会館4階 協会事務所
協議事項
  1. 理事会及び評議員会の提出議案について
  2. 今後の役員会等について(5月から6月)

(2)理事会

第1回
令和6年5月29日(水)、秋田県社会福祉会館9階 第4会議室
議案
  • 議案第1号:定款施行細則の一部改正について
  • 議案第2号:令和5年度事業報告について
  • 議案第3号:令和5年度収入支出決算について
  • 議案第4号:役員等賠償責任保険契約の締結について
  • 議案第5号:新たな資産運用の商品について
  • 議案第6号:令和6年度第1回評議員会の召集について
第2回
令和6年11月18日(月)、代表理事の提案による理事会の議決の省略
議案
議案第1号:退職金給付資金の給付制限について
第3回
令和7年3月19日(水)、秋田県社会福祉会館9階 第4会議室
議案
  • 議案第1号:事務局職員給与規程の一部改正(案)について
  • 議案第2号:育児・介護休暇等規程の一部改正(案)について
  • 議案第3号:新たな資産運用に係る委託契約の締結について
  • 議案第4号:令和6年度収入支出補正予算(案)について
  • 議案第5号:令和7年度事業計画(案)について
  • 議案第6号:令和7年度収入支出予算(案)について
  • 議案第7号:運営委員会からの提案事項について
  • 議案第8号:令和6年度第2回評議員会の召集について

(3)評議員会

第1回
令和6年6月18日(火)、秋田県社会福祉会館9階 第3会議室
議案
  • 議案第1号:令和5年度会事業報告について
  • 議案第2号:令和5年度収入支出決算について
  • 議案第3号:評議員の補充選任について
第2回
令和7年3月27日(木)、秋田県社会福祉会館10階 大会議室
議案
  • 議案第1号:令和6年度収入支出補正予算(案)について
  • 議案第2号:令和7年度事業計画(案)について
  • 議案第3号:令和7年度収入支出予算(案)について

(4)監事会

第1回
令和6年5月16日(木)、秋田県社会福祉会館4階 協会事務所
内容
・令和5年度福利協会会計監査〔事業報告および決算等〕
第2回
令和6年12月2日(月)、秋田県社会福祉会館4階 協会事務所
内容
・令和6年度福利協会会計中間監査〔4〜9月までの事業報告等〕

4.委員会等の開催

(1)運営委員会

第1回
令和6年9月19日(木)、秋田県社会福祉会館 9階 第2会議室
協議事項
  1. 資産運用評価小委員会報告書に関する理事会への提案について
  2. 資産運用評価小委員会に対する新たな付託事項について(運用実績の評価)

(2)資産運用評価小委員会

第1回
令和7年1月29日(水)、秋田県社会福祉会館 9階 第4会議室
講話 「資産運用:評価方法と手順」
協議事項
  1. 資産運用の評価について
  2. 今後の役員会等の進め方について

5.事務説明会、税理士・弁護士・社労士からの指導等について

  • 「秋田県民間社会事業福利協会」「福祉厚生センター」実務研修会(事務説明)
    11月25日(月) 秋田県社会福祉会館 参加者172名
  • 事業所からの問い合わせに対し、退職共済制度等の事務手順の他、各種申請方法、会計処理方法などを随時説明した。
  • 辻・本郷税理士法人、柴田弁護士、橋社会保険労務士と連携し、会計・法律・労務等の相談等への個別対応の指導を行った。

6.全国及びブロック等関連会議の開催及び参加

(1)福利厚生センター全国会議

日時
令和6年7月19日(金)
場所
オンライン(zoom)
参加者
職員1名
内容
  • 2023年度の実績報告
  • 2024年度事業計画

(2)福利厚生センター北海道・東北ブロック会議

日時
令和6年9月10日(火)
場所
ハーネル仙台(宮城県仙台市)
参加者
職員2名
内容
  • 会員交流事業について
  • その他(加入促進等)

(3)全国民間社会福祉従事者共済連絡協議会北海道・東北・関東ブロック会議

日時
令和6年7月25日(金)
場所
青森県観光物産館アスパム(青森県青森市)
参加者
職員2名
内容
  • 全国民間社会福祉従事者共済連絡協議会事務局報告
  • セミナー「今求められる運用評価」
  • 情報交換等

(4)全国民間社会福祉従事者共済連絡協議会全国会議

日時
令和6年10月3日(木)〜4日(金)
場所
ピュアリティまきび(岡山県岡山市)
参加者
職員2名
内容
  • 事務局報告:「変革期を迎える共済制度」
  • 基調講演T:「社会福祉法人制度の現状と今後の方向性等について」
  • 基調講演U:「金融商品取引法の概要等について」
  • 講演T:「新しい資本主義 〜アセットオーナーが目指すべき方向性と金融機関のと取り組み〜」
  • 講演U:「共済事業の法的課題と運営法人のガバナンス強化 〜アセットオーナー・プリンシプルに向けた取り組み〜」
  • 事例報告:「資産配分見直し」
  • 講演V:「長期的視野で見る資産運用の最適化」

7.対象者の加入促進

(1)第一種退職一時金制度

事業所の加入促進を図り、新規加入者は798名、加入率は現在約80.5%となっている。

区分 新規加入 加入法人数 加入対象施設・事業所
(令和6年10月1日現在)
施設事業所
  • 秋田県民生協会
    あいライン(障害)
  • 秋田婦人ホーム
    ひばりクラブ(保育)
  • たつの子会
    クローバーの森(児童)
  • 社会福祉法人
    177法人
  • 社会福祉団体
    8団体
  • 県内社会福祉法人
    221法人(R5社会福祉施設・法人便覧)
  • 会員
    177法人
  • 非会員
    44法人
  • 会員事業所
    988
  • 高齢福祉
    563
  • 児童福祉
    203
  • 障害福祉
    182
  • 社協
    26
  • 生活・婦人保護
    2
  • その他
    12
社協団体

(2)第二種退職一時金制度

・事業所の加入促進を図った。新規加入者は147名。

8.福利厚生事業の実施

(1)優待割引斡旋事業「ほほえみカード」の実施

  • 男鹿水族館GAO等の優待事業チラシを加入事業所に送付した。
  • 秋田ノーザンハピネッツ観戦チケットを特別価格にて斡旋販売した。
    (対象はホームゲーム5試合、合計111名が観戦)

(2)会員交流事業「郡市社会事業職員交流会」の実施

No. 地区名 実施委託先 内容
1 鹿角市・小坂町 中止
2 大館市 中止
3 北秋田市・上小阿仁村 県北報公会 10月18日
秋の味覚を楽しむ親睦交流会
参加者20名
4 能代市・山本郡 八峰町社協 11月22日
グルメの夕べ
参加者42名
5 秋田市 秋田市社協
  • 9月12日
    ソフトボール大会
    参加者123名
  • 10月2日
    • ビニールバレーボール大会
      フリーの部
      参加者85名
    • ビニールバレーボール大会
      マスターズの部
      参加者35名
    • 合同交流会
      参加者69名
6 男鹿市・潟上市・南秋田郡 男鹿市社協 11月15日
グルメ交流会
参加者39名
7 由利本荘市・にかほ市 中止
8 大仙市・仙北市・美郷町 仙北市社協 2月7日
冬の小京都で楽しむ懐石料理
参加者32人
9 横手市 中止
10 湯沢市・羽後町・東成瀬村 中止

9.広報の発行及びホームページの開設

(1)広報の発行

  • 「ハーモニー第52号」を12月7日に発行した。
  • 印刷部数13,000部、個人12,531名、33団体等に配布。

(2)ホームページの開設

  • 観劇助成等の福利厚生事業のお知らせや会員コラム、事業計画・予算等の情報を随時更新した。
  • 訪問回数:19,477回(昨年度、46,076回)
    一意な訪問者数:12,920人(昨年度、16,889人)
    ※一意な訪問者数:同じ人が集計期間中に何回訪問しても「一人」とカウントされ、訪問回数から重複している人数を除いた数

10.各種給付金の給付

本会定款に定める各種給付を実施した。

区分 件数 総額
(単位:円)
備考
第一種退職一時金 997 1,630,769,381
  • 平均加入年数:9年9ヵ月
  • 平均給付資金:1,635,676円
  • 平均年齢:47.15歳
第二種退職一時金 145 56,592,368 退会者数は156名であるが、件数はR6年2月〜R7年1月の退会者分が本年度の支給対象となるため145件となっている。
死亡弔慰金 116 1,700,000
  • 会員:@50,000×6件
  • 配偶者:@30,000×15件
  • 被扶養者:@10,000×95件
災害見舞金 51 1,598,000
  • 全壊:@80,000×2件
  • 半壊:@50,000×2件
  • 1/3壊:@26,000×3件
  • 自動車浸水災害見舞金(特例)
    • 座席上部まで浸水:@30,000×41件
    • 床上部まで浸水:@10,000×3件
傷病見舞金 241 2,410,000 @10,000×241件
結婚祝金 137 2,740,000 @20,000×137件
出産祝金 203 4,060,000 @20,000×203件

11.福利厚生センター(ソウェルクラブ)事業の実施

(1)福利厚生センターの加入状況について

業務を受託して30年が経過し、全国で加入者は27万人を超え、年々加入者が増加している。
本県では第一種契約対象職員(年会費10,000円)が4,191名、非常勤職員向けの第二種契約対象職員(年会費5,000円)に125名が加入している。
加入者数は第一種制度と第二種制度を合わせて前年より36名減少した。

(資料)福利厚生センター加入状況(令和6年10月1日現在)
No. 業種別 事業所数 人数
1 社協(県社協も含む) 12 344
2 老人ホーム(養護・特養) 30 1,196
3 デイサービス 10 70
4 ケアハウス 6 30
5 在宅介護支援センター 2 5
6 居宅介護支援事業所 5 21
7 訪問介護事業所 3 25
8 グループホーム 2 12
9 ショートステイ 1 15
10 その他老人福祉事業 3 9
11 老人保健施設 4 222
12 保育所 56 1,052
13 母子生活支援施設 4 37
14 知的障害児者施設 40 956
15 身障施設 3 133
16 生活保護 3 57
17 児童養護施設 1 35
18 収益事業 1 18
19 団体 3 10
20 その他 17 69
合計 206 4,316

※1)その他は「難聴幼児通園施設」「児童クラブ」など。
2)福利協会会員数11,774名(令和6年10月1日現在)に対して4,316名加入しており、加入率は約36%である。

(2)福利厚生センター助成事業

@男鹿水族館GAO入館料金の補助
4月〜3月
利用補助券(発行日から2か月間有効)を発行
発券枚数
394枚(令和5年度 606枚)
利用者数
193名〔内訳〕大人160名、小・中学生33名
(令和5年度利用者 162名(大人125名・小中学生37名))
補助額
74,400円(令和5年度 62,700円)
A各種助成・グルメを楽しむつどい・団体研修旅行等の実施
ア)観劇等助成
  • 劇団四季「ジーザス・クライスト=スーパースター」秋田公演の観劇に助成
    10月28日(月) S席50席
  • 劇団四季「キャッツ」仙台公演の観劇に助成
    6月22日(日)・7月19日(土) 各S席50席
イ)映画鑑賞券の斡旋販売
  • 新型コロナウィルスの影響により、観劇等助成事業を複数回実施することが難しかったため、福利厚生センター助成金を活用し、映画観賞券を格安で販売
  • 1回目:2枚1組 1,068セット(応募者全員に販売)
  • 2回目:2枚1組 1,051セット(応募者全員に販売)
ウ)プロスポーツ観戦助成

・プロ野球公式戦「楽天イーグルスVSオリックスバファローズ」
5月8日(水)バックネット裏指定イーグルA席100席(一塁側、三塁側をそれぞれ50席)

エ)グルメを楽しむつどい

・新型コロナウィルスの影響により中止

オ)ジェフグルメカードの斡旋販売
  • 新型コロナウィルスの影響により「グルメを楽しむつどい」を実施することが難しかったため、福利厚生センター助成金を活用し、ジェフグルメカードを格安で販売
  • 1,000名の募集に対し、2,737名の応募があったことから、応募者全員に対し販売した。
カ)団体研修旅行

・新型コロナウィルスの影響により中止

B各種講習会の実施
ア)接遇講習会
  • 新人職員向け:6月20日(木) 遊学舎 受講者21名
  • 管理職・中堅職員向け:6月21日(金) 遊学舎 受講者22名
イ)メンタルヘルス講習会
  • セルフケア:7月23日(火) 秋田県社会福祉会館 受講者16名
  • ラインケア:7月24日(水) 秋田県社会福祉会館 受講者35名
ウ)広報誌講習会

・11月7日(木) 秋田県社会福祉会館 受講者12名

エ)レクリエーション講習会

・11月21日(木) 遊学舎 受講者23名